2017年10月11日水曜日

【大学生の就活】データを見ると、就活のポイントがわかる

【注意! 文体がラフです。不快に思われたら申し訳ございません】
エントリーシートの書き方、面接の方法、就活の対策といえばこれらに取り組む学生が多い。しかし、本当に時間を使うべきなのはそこではない。僕は講師として就活セミナーをすることもあるのだが、就活関係のデータを見ると、注力すべきポイントが見える。僕がセミナーで最も訴えているのが、これだ。

インターンシップに参加するとトータルでの就活成功率を高められる

まず、下記のデータを見てほしい。
インターンシップに参加した学生が、インターンシップ先企業から内定をもらった割合だ。

49.9%

(出典→http://www.disc.co.jp/uploads/2016/11/internship-tyosa-report.pdf)

なんと、半数近くの学生がインターンシップ先企業から内定をもらっている。これはとてつもない数字だ。通常、就活の倍率は10倍とか100倍が普通だ。1000人受けて100人、10人の採用というのが普通の就活。ところが、インターンシップに参加すると、内定をもらえる確率をがくっと上げられる。

さらにこんなデータもある。2017年6月末時点での4回生内定率は、
78.9%(インターンに参加した学生)
60.7%(インターンに参加しなかった学生)
(出典→https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20I13_Q7A920C1TJ1000/


なんと、インターンに参加した学生は、参加しなかった学生よりも2割近く内定率が高い。

この要因は2つあると推測している。
①インターンシップ先企業から内定をもらいやすくなる
②本番の就活準備ができる

インターンシップでも選考が行われている。書類、試験、面接と本番同様のことが行われている。それを、3年の夏時点で経験できていることが大きい。他の学生が4回生になってから経験することを、早い段階で経験できるからだ。これにより本番に向けた準備と軌道修正が容易となる。

ところが、一方で、学生のインターン参加率は59.7%で4割の学生がインターンシップに参加していない
(出典→https://job.mynavi.jp/conts/2018/is_autumn/is.html)

以上から、就活で成功したいと思う学生はぜひインターンに参加してほしい。本気になってほしい。インターンシップに参加することでトータルでの就活成功率に違いが出る。個別の就活テクニックではなく、もっと大きな視点で就活を眺めて欲しい。

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