2017年10月17日火曜日

【大学生向け就活】学生の盲点となるエントリーシートの真実

【注意! 文体がラフです。不快に思われたら申し訳ございません】
僕が就活のセミナー講師をしていて感じることは、学生の視点では見えないことが結構あるということだ。たとえばエントリーシート。学生は一生懸命時間をかけてエントリーシートを書いている。就活生は、エントリーシートの作成時間に平均約3.8時間かけているようだ(出典→http://journal.rikunabi.com/student/souken/souken_vol178.html)。

一方、人事が1枚のエントリーシートに割く時間は、

数十秒から1分

長くても5分ほどだ。数千枚と送られてくるエントリーシートに、じっくりと時間をかけて読むことは物理的に不可能だ。仮に1000枚のエントリーシートに1分の時間をかけるとすると、1000分(つまり16.6時間)。たった1分でだ。通常、それを数人のスタッフで読むことになる。2人で見てまる1日の時間がかかることになる。


学生が3.8時間もかけて作っているエントリーシートを、企業は数分で読んでいる。まずはこの点をしっかり押さえる。すると、重要な点として次のことが浮かび上がってくる。

最初の1行にこだわる(結論を書く)

一瞬の間にエントリーシートの良し悪しが判断される。したがって、本当においしい情報・伝えたい情報を第1行目に持ってこなければならない。


また、企業は次のような読み方をしている場合もある。

濃淡をつけて読む

どういうことかというと、設問が何問かあったとしても、最も重要な設問から読んでいるということだ(どれが重要な設問かを判断するとき、文字数が目安になることもある)。

さらに、短い時間で良し悪しを判断するため、次のような方法で読む場合もある。

判断基準を持って読む

『PDCAサイクルが入っているものを通す』なんていう会社もある(出典→https://mitanorifusa.com/articles/others/77)。

以上のように、企業は短い時間でエントリーシートの合否を決めるため、

①濃淡をつけて読む
②判断基準を持って読む

ということを行っている。
最後にこの記事の結論を書くと、

①最初の1行にこだわる(結論を書く)
②企業が重要視している設問・能力を見抜く

という点を意識してもらいたいと思う。就活は情報戦だ。なぜなら、学生は企業側の都合が見えていないからだ。採用側の情報を集めていけば、自ずと何を書いてどう答えればいいかが見えてくる。

次の記事→【サッカー】頭でサッカーをすることが、日本の強みになる



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